梅田望夫さんとダウンタウンでランチする。面白い話題はありすぎるほどだったのだが、特に印象に残ったのが、タイトルにしている話。そもそもの話題は、craigslistや、Mixiが誰にとっても(ここでは梅田さん)必要とは限らないという話。
たとえば、craigslistで、「ゆりかごから墓場まで」なんでも手に入るといっても、このエリアに10数年住んで、とくに「ほしい」もののない梅田さんには、そのありがたみは頭でしかわからない。Mixiでいくら友達ができるといっても、忙しくすぎて、既存の友人関係の維持すら苦労する梅田さんにとって、それは別にありがたくもなんともない。 同じく、表現欲求が少しもない人には、ブログなんてなんでみんなやってるかさっぱり理解できないし、自分で情報を探す気も必要もない人には、Googleなんて別に人生で一度もかかわらなくて、OK 拡大すると、「ネットに疎い」世代と言われている人たちは、つまるところは「欲求」や「必要性」がないからこそ、いつまでも疎いし、そのありがたみや、それがいったいどういうものなのか?がいつまでたってもわからないのではないか、というお話。craigslistが必要のない梅田さんが、そのありがたみをを完全には「体感」できないのと同じということだ。 そこから転じて、(ここからが重要なのだが)だからサービスもソフトウェアも、「自分が本気でほしい!」と思うものをつくりはじめるのが、正しいんだよね。「まあ・・・いいんじゃない?」とかだと絶対失敗する。そういうお話だった。 今、自分がここでやってることは、自分がほんとに「ほしい」ものだよな、と自分に問いかけた。「うん、ほしい」と、自分ではまだまだ信じてる。 79/120km
by kaeru.ouji
| 2006-08-11 18:04
| 米国生活RPG
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