集合知 Collective Intelligence というキーワードをめぐってずーっと仕事をしてきている。
これを企業に当てはめた仕事が、まさにこの4年くらいやってきたシステムだし、アメリカで「WEB2.0」なトレンドにのってやっている仕事もまさにこれだ。 みんなの意見は案外正しいという本があるが、集合知というのは、この題名どおりで、多くの人が考えて出した結論は、もしくはそれを集約したものは、個別には突出して、良い結論、非常に劣った結論があったとしても、総体としては良いものになる、というものだ。 個人投資家が、個別の銘柄の株を売買すると、大成功する場合もあるが、大損する場合もある。それに比べて、日経平均などの集合的なファンドを利用すると、総体的、長期的には良いパフォーマンスを得る、というのにイメージは近い。 これは、政治にも適用できないだろうか?というのが、最近の僕の(仕事以外での)興味だ。つまり、デモクラシーを、代理で行う「代議士」に投票するのでなく、「有権者」と呼ばれる人が法案や政策に直接投票することで行うのだ。(ちゃんと勉強したら)直接民主制が実現できないのにはいろいろな理由があるだろうと思うのだが、もっとも大きな制約は、物理的なコストの問題のはずだと思うのだ。インターネットがこれを取り払うとしたら直接民主制が実現できるはず。そしてその「集合知」による政治は、今のものよりもよりよい結果をもたらすのだろうか つまり、直接民主制はインターネットを使って実現できるか?その結果は良いものなのか?という実験を非営利でやってみたいと本気で思っているわけだ。 10km 多摩川まで 29km/80km あと11日
by kaeru.ouji
| 2006-07-20 23:26
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