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洗心庵お稽古。 真之行台子薄茶点前

唐金の皆具。風炉も本来は唐金だが、土の眉風炉
お茶碗は唐津焼の皮鯨。薄くてきれいな形のお茶碗だ
掛け物は「破砂盆」
お花は三寸菖蒲ともう1つ(忘れた・・)。花入れはすねあて籠

台子に関する情報
崇福寺(福岡県)の南浦紹明(なんほじょうみょう)1235~1309が入宗して、径山寺の虚堂和尚(きどうおしょう)から法を受け、 帰朝にさいして、台子とお茶道具を持って帰った。それが、京都の大徳寺に伝わり利休が完成させた。四畳半以上で用います

行台子薄茶点前は、駆け出しをしっかり覚える
初動
・茶碗を仮置き
・棗をあしらって水前右に
・茶碗、置き合わせる

けんばしふた建水あげ居住まいただす
・建水を両手で下ろし、左手で自然にわきにおく
・火箸をとる
  右手で横からつまんで杓つぼから火箸を出す
  火箸はS字を書いて、建水のあった場所をよけて、風炉よりに出す
  左手を添えて一文字
  4分の1回転。先端を前へ。重く1センチ落とす。左手は真ん中
  左手を1センチ引く。引いたところを右手で持つ
  左手で手前から持ち直す。人差し指を伸ばしてそわせる
  左手で火箸を棚の左側に入れる。人差し指いっぱいくらいまで入れて、「輪」をかくように持ち直して先っぽだけを出して押し込む
・蓋置きを右手で出してあしらって壷前に置く
・建水あげて居住まいただす

ここからは普通のお手前
・柄杓出し方が難しい

お稽古中言われたこと
 柄杓を一文字にするときは、膝頭いっぱいで。お点前が大きくなる
 台子から火箸や柄杓を扱うとき、ひざ前に手をつくが、このとき先に重心を落とし、おのずから手を突く。それから火箸などに手を伸ばす

その他
 丹田の重みが、体を通して道具の先端までいきわたり、すべてに一体感を感じた。
 柄杓からこぼれるお湯のしずくまでも意識できた。
 ただ、後半は足がしびれて痛くて、集中が切れてしまった。
by kaeru.ouji | 2004-05-15 22:55 | お茶


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