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二文字押切

風炉の灰の作り方を勉強した
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■灰
灰をふるってきれいにする
風呂の灰は絹ごし
あくがあってあらわない
炉の灰は粗越し
粗ってあくをぬく(洗って上澄みをとる*5 乾かしてござにおいてたたく、それをふるいで粗越し)

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■風炉と釜
繭風炉
しんなりがまをあわせる
はおちは1cmあがる
:と親ms

どうわん風炉
筒釜をあわせる
はおちは1cmさがる
:にもんじおしきり
:遠山
:向山
:前谷一文字
:ふたつやま

■風炉の真行草

真:土
行:唐金
草:鉄

土風炉 → 台子は土風炉
真:しんなり
行:どうわん
草:べにばち

参考:遠山
手前が由比ガ浜
東西南北それぞれ鎌倉をあらわす

■手順
□風炉に灰を入れる
和紙を風炉の底に敷く
底がわらをその上におく
五徳をのせる
釜を載せてみて、はおちの位置で五徳の高さを合わせる
肺を入れていく

・基礎を作る
五徳の手前の2本の間に輪ゴムを通す(先生の工夫)
ゴムの手前側に前瓦がそろうように基礎を作る
  前瓦と釜の底の間は1cm(指一本)
釜を載せて五徳の位置がまんなかにあるか決める

・整えていく
習字の筆で2文字のすたいるを決めていく
前後の2文字の大きさは同じ
傾きは45度

山の容積は炭がちゃんと入るように

・表面をきれいに
灰さじは「置いて引く」
灰さじの重さだけで鳴らしていく
「角を切る」ようにもつかう
中央の谷は、U字側の灰さじで
同じ場所を何度もいじらず一度で決める

■やってみて・・・
灰の表面は、灰さじを「のせてひく」
力をいれず、灰さじの重さだけでならすと、常に一定の力で出来る
山の角がうまくまっすぐにならなかった
先生は、その昔中野に住む「灰の名人」のところに3年間通ったらしい
by kaeru.ouji | 2005-08-15 09:33 | お茶


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