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本気ではまった日本語ロック

サンボマスターは君に語りかける
サンボマスター / ソニーミュージックエンタテインメント
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僕はずっと洋楽派です。とくに努力もしてきませんでしたが、琴線に触れる日本語のアーティストにほとんどあたったことがなく、今まで主にイギリスやアメリカの音楽ばっかり聴いてきました

そんな僕が、一発ではまってしまった、サンボマスター。もともとは恋の門のエンディングで「月に咲く花のようになるの」が流れていて、ちょっといいなと思っていた

で、アルバムを買ってみて、一曲目の「歌声よおこれ」のあまりのかっこよさに、じんわり泣けてしまうほど感動してしまった、いい歳をして、子供もいるのに。いや、新しい音楽などで感動できなくなったら、精神的に硬直して進歩がなくなると思っているので、歳は関係ない。しかし、とにかく、こんなにも一発で心を揺さぶられるほどのかっこよさ。そうそうないことだ

かっこよさというが、本当は「かっこ悪さ」だな。男子(だんし)というものが持つ、かっこ悪さダサさ、鬱屈、涙、汗、魂、痛さ、痒さとか、未消化のツブツブとかが、うわーって胸をかきむしりたくなるほど過剰に吐き出されている。でも、そのかっこ悪さが度を越しているので、かっこよさに逆転してるという感じだ

純粋だなぁ、本物のロックだよ
by kaeru.ouji | 2005-01-21 23:58 | 本・映画・音楽


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